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ビジョントレーニング・ビジョンアセスメントの必要性を語る〜整体師と鍼灸師による現場での活用について〜

対談

対象者に適確なアプローチ、サポートができる「ビジョンアセスメントトレーナー」。
今回、VA講座を受講された鍼灸師の松本さん、治療家の進さんのお二方に、現場での具体的な活用方法などお伺いしました。

カイロプラクティックオフィス和光 院長

進 和宏さん

佐賀県佐賀市でカイロプラクティック・オステオパシー等の施術院を行なっている。手技療法は基より脳機能神経学をベースに視覚への介入も行い、様々な症状を早期に寛解すべく日々研鑽中。

松本鍼灸整骨院 院長

松本 康宏さん

長崎県島原市で鍼灸整骨院を運営。当院は手技療法の他、機能神経学などの神経調整、ビジョントレーニングを活かして発達障害ケアなどにも力を入れている。
https://www.yasu2020.com/

では、お話を聞かせてください。
お二人はなぜ、ビジョンアセスメントの講座を受講しようと思ったのか、そのきっかけを教えて下さい。

進さん

私の場合、子供の発達障害の勉強を始めまして。
書籍やセミナー等を受講している時に、視覚の情報がとても重要という事を学んだんです。
ビジョントレーニングを実際に学びたいと思っていた時に、友人から「福岡で学べるよ」という事を聞き、直ぐに受講を決めました。

松本さん

私は、「機能神経学」という神経系の勉強をしているのですが、眼の分野がとても難しくて・・・。受講することで、眼の理解が進むかも!と思って受けたのが始まりですね。

そのようなきっかけで当協会を見つけてくださったんですね!
実際に受講してみてビジョンアセスメントやビジョントレーニングのイメージはどうですか?

進さん

私は治療家なのですが、視覚の検査やトレーニングがこんなにも重要で、人を診る上で欠かせないものである事を、改めて学ばせていただきましたね。

松本さん

そうですね、神経学とは違って、そもそも機能的には変化させられない遠視、近視、乱視、斜視、斜位などが有りきで人の身体は診なければならないと言うのが一番印象に残りました。

そして、改めて眼からの入力の重要性、「本当に見るという事」がどういう事なのかとても勉強になりましたね。

ビジョンアセスメントトレーナー資格取得後、どのようなところで活かされていますか?

進さん

自身の治療院での初診時における検査項目に直ぐに取り入れさせて頂きました。

さらに必要に応じて、自宅でのセルフケア等を指導させていただいています。

松本さん

自分の治療院で、全てのクライアントに対して検査しています。

今まで改善しなかった症状や腑に落ちなかった現象がとてもクリアに分かるようになりましたね。
そして今、少しずつ、ビジョンアセスメントトレーナーとして、オンラインでのセミナーを企画しています。

それは嬉しい限りです。
他に、ビジョンアセスメントまたはビジョントレーニングを学んだことで、良かったと感じた瞬間はありますか?

進さん

あります!
とてもたくさんある中の1つに、腰痛や肩の痛みなどの身体の痛みにも、視覚の問題が多々関わっている事を実感したんです。それで、今まで中々寛解できなかった問題が解決する事がかなり増えました!

松本さん

私もあります。
ここ10年で、視覚刺激からの目や脳に掛かる負担というものは爆発的に増加していますよね。
実際、8割位のクライアントに何らかの視覚系の問題が出ていると感じていて、これからの施術には必須の分野だと確信しているんです。
だから、ビジョンチェック無しで治療の組み立ては考えられません。
他にも、眼の疾患を抱えている方や、手術を受けた方の来院がとても増えているんですよ。

なるほど。お二人のご職業ならではの気づきですね!
実際にビジョンアセスメントのアプローチから、効果のあった症例が知りたいです。

進さん

「学習障害だと言われた」という読み書きが苦手なお子さんや、運動が苦手で、特に球技が出来なお子さんが、ビジョントレーニングによって変化している実例があります。
本人や親御さんにとても喜ばれていますね。

松本さん

先ほど話したように、8割の方に影響があるので症例は沢山あります!
ぎっくり腰、寝違い、頭痛、頚部痛、肩こり、五十肩、膝痛、ふらつきなど症状は多数ですね。

ビジョンアセスメントがお役に立てているようで何よりです。
ビジョンアセスメントを学んだことで、ご自身も含めてどんな良いことがありましたか?

進さん

今まで関わって来なかった「子どもの発達障害」と言われる分野の治療の対応が出来るようになって、さらに、学んでいる過程で自分の息子にもかなり問題がある事に気づき、改善に導けたことにとても喜びを感じています。

 

松本さん

自分自身、目に関しては不同視があり、外斜、上下斜位もあるので小松先生にメガネを作って頂いて、頚部痛や頭痛が激減しました。これはすごいことだなと実感しています。

毎朝、自分で基本的なビジョントレーニングをしていますが、眼の疲れが取れる事と、脳が活性化するのでいつも少しワクワクした感じのメンタルで過ごしています。

先日、52歳で30〜40代のサッカーチームに入りましたが、ビジョントレーニングのお陰で、ダイレクトパスなど速い判断ができるようになっています。
すごいでしょう笑

 

 

こちらも嬉しくなるお話ありがとうございます!
最後に、ホームページをご覧になる方へ向けてメッセージがあればお願いします。

進さん

今、発達障害と言われている児童が急増しているという事を良く耳にします。
ですが、その多くはきっかけさえあれば寛解出来る事を知りました。
その可能性の1つにビジョントレーニングがあります。
小松先生はとても丁寧に教えてくれます!
私も最初は同じことや変な質問をたくさんしたと思いますが笑、そのすべてに嫌な顔一つ見せずに答えて頂きました。

ここまでの学びが出来たのも、小松先生のお蔭でとても感謝しています!
そして、まだまだこれからも学び続けて、多くの困っている方々の力になっていきたいと思っています。

松本さん

そうですね。
ビジョントレーニング、ビジョンアセスメントは、医療、子どもに関わる方なら必須の学びだと思います。
私が見ている限り、今の子ども達は少なからず眼の異常が出ています。
そして、デスクワークの方々も。
ビジョントレーニングは医療機関、メガネ屋さんに行っても改善しない事が沢山好転すると思います。

視覚が脳や身体に及ぼす多大な影響がある事を、早急に沢山の方に知って頂きたいと切に思っています!

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